北方島文化研究会のブログです。当会は、「アイヌ文化の源流とその形成および成立過程」について、多くの分野から研究を進めることを目的としています。まずは、気軽にご参加ください。
北方島文化研究会のブログです。当会は、「アイヌ文化の源流とその形成および成立過程」について、多くの分野から研究を進めることを目的としています。まずは、気軽にご参加ください。
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北方島文化研究会 第58回研究会のご案内 [研究会]
北方島文化研究会 第58回研究会のご案内
第58回研究会を北海道博物館にて開催いたします。会員諸氏のご参加をお待ちしています。 事務局長 佐 藤 剛
第58回 研究会
日 時 :平成29年3月4日(土)13:00~17:00
会 場 : 北海道博物館
〒004-0006 札幌市厚別区厚別町小野幌53-2
℡ 011-898-0466
題 名 「テネリフェ島の黒曜石」
発表者 北海道埋蔵文化財センター 土 肥 研 晶 氏
題 名 「タイトル未定」
発表者 元地質研究所 嵯 峨 山 積 氏
題 名 「国後島の擦文文化」
発表者 北海道博物館 鈴 木 琢 也 氏
※参加希望の方は直接会場にお集まりください
また、研究発表後に平成28年度の活動報告会を行います。
ご不明な点は下記にご連絡ください。
問い合わせ先: Tel:011-386-3231
(公財)北海道埋蔵文化財センター 土 肥 研 晶
第58回研究会を北海道博物館にて開催いたします。会員諸氏のご参加をお待ちしています。 事務局長 佐 藤 剛
第58回 研究会
日 時 :平成29年3月4日(土)13:00~17:00
会 場 : 北海道博物館
〒004-0006 札幌市厚別区厚別町小野幌53-2
℡ 011-898-0466
題 名 「テネリフェ島の黒曜石」
発表者 北海道埋蔵文化財センター 土 肥 研 晶 氏
題 名 「タイトル未定」
発表者 元地質研究所 嵯 峨 山 積 氏
題 名 「国後島の擦文文化」
発表者 北海道博物館 鈴 木 琢 也 氏
※参加希望の方は直接会場にお集まりください
また、研究発表後に平成28年度の活動報告会を行います。
ご不明な点は下記にご連絡ください。
問い合わせ先: Tel:011-386-3231
(公財)北海道埋蔵文化財センター 土 肥 研 晶
北方島文化研究会 第57回研究会のご案内 [研究会]
北方島文化研究会 第57回研究会のご案内
第57回研究会を苫小牧市にて開催いたします。会員諸氏のご参加をお待ちしています。
事務局長 佐 藤 剛
第57回 研究会
日 時 :平成28年12月17日(土)13:30~17:00
会 場 : 苫小牧市美術博物館
〒050-0011 苫小牧市末広町3丁目9-7
℡ 0144-35-2550
題名・発表者
題 名 「(仮)列島東部の弥生時代後期の交流関係について-西相模シンポの成果と問題点について- 」
発表者 神奈川県教員
西 川 修 一 氏
題 名 「北海道島道南部から道央部地域の6~8世紀の土器様相について」
発表者 北海道埋蔵文化財センター
佐藤 剛 氏
※当日は札幌方面からは車の乗り合いで出発予定です。
※なお、当日は苫小牧市内で忘年会開催予定です。
宿泊される方は各自で手配してください。
参加希望の方は11月28日~12月13日(水)
までに土肥にご連絡ください。
問い合わせ先: Tel:011-386-3231
(公財)北海道埋蔵文化財センター 土 肥 研 晶
dohi(アットマーク)domaibun.or.jp
第57回研究会を苫小牧市にて開催いたします。会員諸氏のご参加をお待ちしています。
事務局長 佐 藤 剛
第57回 研究会
日 時 :平成28年12月17日(土)13:30~17:00
会 場 : 苫小牧市美術博物館
〒050-0011 苫小牧市末広町3丁目9-7
℡ 0144-35-2550
題名・発表者
題 名 「(仮)列島東部の弥生時代後期の交流関係について-西相模シンポの成果と問題点について- 」
発表者 神奈川県教員
西 川 修 一 氏
題 名 「北海道島道南部から道央部地域の6~8世紀の土器様相について」
発表者 北海道埋蔵文化財センター
佐藤 剛 氏
※当日は札幌方面からは車の乗り合いで出発予定です。
※なお、当日は苫小牧市内で忘年会開催予定です。
宿泊される方は各自で手配してください。
参加希望の方は11月28日~12月13日(水)
までに土肥にご連絡ください。
問い合わせ先: Tel:011-386-3231
(公財)北海道埋蔵文化財センター 土 肥 研 晶
dohi(アットマーク)domaibun.or.jp
北方島文化研究会第19回巡研・第56回研究会のご案内 [研究会]
第19回巡研及び第56回研究会を様似町にて開催いたします。
会員諸氏のご参加をお待ちしています。
事務局長 佐 藤 剛
日 時 : 2016年8月27日(土)~8月28日(日)
場 所 : 様似町公民館
8月27日10:00集合~12:30 冬島遺跡 郷土館等 見学
14:00~ 第56回 研究会
題 名 「オホーツク~トビニタイ文化の石器群の様相」
発表者 北海道教育委員会 村 本 周 三 氏
題 名 「北海道出土ガラス小玉の特徴と変遷」
発表者 様似町郷土館 髙 橋 美 鈴 氏
8月28日は様似町周辺を参加者の要望に応じて巡検予定
※参加希望の方は宿の関係もありますので8月18日(木)までに土肥にご連絡ください。当日は6:00頃から札幌方面より車の乗り合いで出発予定です
問い合わせ先: Tel:011-386-3231
(公財)北海道埋蔵文化財センター 土 肥 研 晶
dohi@domaibun.or.jp
会員諸氏のご参加をお待ちしています。
事務局長 佐 藤 剛
日 時 : 2016年8月27日(土)~8月28日(日)
場 所 : 様似町公民館
8月27日10:00集合~12:30 冬島遺跡 郷土館等 見学
14:00~ 第56回 研究会
題 名 「オホーツク~トビニタイ文化の石器群の様相」
発表者 北海道教育委員会 村 本 周 三 氏
題 名 「北海道出土ガラス小玉の特徴と変遷」
発表者 様似町郷土館 髙 橋 美 鈴 氏
8月28日は様似町周辺を参加者の要望に応じて巡検予定
※参加希望の方は宿の関係もありますので8月18日(木)までに土肥にご連絡ください。当日は6:00頃から札幌方面より車の乗り合いで出発予定です
問い合わせ先: Tel:011-386-3231
(公財)北海道埋蔵文化財センター 土 肥 研 晶
dohi@domaibun.or.jp
北方島文化研究会第55回研究会のご案内 [研究会]
北方島文化研究会第55回研究会のご案内
第55回研究会を北海道博物館にて開催いたします。会員諸氏のご参加をお待ちしています。 事務局長 佐 藤 剛
第55回 研究会
日 時 : 2016年 7月2日(土) 14:00~17:00
会 場 : 北海道博物館 会議室
札幌市厚別区厚別町小野幌53-2
℡ 011-898-0456
題名・発表者
題 名 「震災復興派遣報告」
発表者 北海道埋蔵文化財センター
佐 藤 剛 氏
題 名「北方四島の考古学(択捉島の調査)」
発表者 北海道博物館
右 代 啓 視 氏
※参加希望の方は直接集合場所に集合してください。
ご不明な点は下記にご連絡ください。
問い合わせ先: Tel:011-386-3231
(公財)北海道埋蔵文化財センター 土 肥 研 晶
第55回研究会を北海道博物館にて開催いたします。会員諸氏のご参加をお待ちしています。 事務局長 佐 藤 剛
第55回 研究会
日 時 : 2016年 7月2日(土) 14:00~17:00
会 場 : 北海道博物館 会議室
札幌市厚別区厚別町小野幌53-2
℡ 011-898-0456
題名・発表者
題 名 「震災復興派遣報告」
発表者 北海道埋蔵文化財センター
佐 藤 剛 氏
題 名「北方四島の考古学(択捉島の調査)」
発表者 北海道博物館
右 代 啓 視 氏
※参加希望の方は直接集合場所に集合してください。
ご不明な点は下記にご連絡ください。
問い合わせ先: Tel:011-386-3231
(公財)北海道埋蔵文化財センター 土 肥 研 晶
北海道立埋蔵文化財センター 平成27年度発掘調査成果展 [イベント]
北方島文化研究会第54回研究会のご案内 [研究会]
北方島文化研究会第54回研究会のご案内
第54回研究会を北海道博物館にて開催いたします。会員諸氏のご参加をお待ちしています。(代)事務局長 土 肥 研 晶
第54回 研究会
日 時 : 2016年 2月27日(土) 14:00~17:00
会 場 : 北海道博物館 会議室
札幌市厚別区厚別町小野幌53-2
℡ 011-898-0456
題名・発表者
題 名 「北方社会への鉄器流通実態解明に向けた基礎研究」
発表者 標津町 ポー川史跡自然公園
小 野 哲 也 氏
題 名(仮題)「厚真町における擦文文化期~アイヌ文化期の
住居跡の調査」
発表者 北海道埋蔵文化財センター
阿 部 明 義 氏
※参加希望の方は直接集合場所に集合してください。
ご不明な点は下記にご連絡ください。
問い合わせ先: Tel:011-386-3231
(公財)北海道埋蔵文化財センター 土 肥 研 晶
第54回研究会を北海道博物館にて開催いたします。会員諸氏のご参加をお待ちしています。(代)事務局長 土 肥 研 晶
第54回 研究会
日 時 : 2016年 2月27日(土) 14:00~17:00
会 場 : 北海道博物館 会議室
札幌市厚別区厚別町小野幌53-2
℡ 011-898-0456
題名・発表者
題 名 「北方社会への鉄器流通実態解明に向けた基礎研究」
発表者 標津町 ポー川史跡自然公園
小 野 哲 也 氏
題 名(仮題)「厚真町における擦文文化期~アイヌ文化期の
住居跡の調査」
発表者 北海道埋蔵文化財センター
阿 部 明 義 氏
※参加希望の方は直接集合場所に集合してください。
ご不明な点は下記にご連絡ください。
問い合わせ先: Tel:011-386-3231
(公財)北海道埋蔵文化財センター 土 肥 研 晶
北方島文化研究会第53回研究会のご案内 [研究会]
北方島文化研究会第53回研究会のご案内
第53回研究会を北海道博物館にて開催いたします。会員諸氏のご参加をお待ちしています。(代)事務局長 土 肥 研 晶
第53回 研究会
日 時 : 2015年12月19日(土)14:00~17:00
会 場 : 北海道博物館 会議室
札幌市厚別区厚別町小野幌53-2
℡ 011-898-0456
題名・発表者
題 名(仮題)「古代北海道と秋田城との物流交易」
発表者 北海道博物館
鈴 木 琢 也 氏
題 名(仮題)「北方四島の考古学的文化遺産について」
発表者 北海道博物館
右 代 啓 視 氏
※参加希望の方は直接集合場所に集合してください。
ご不明な点は下記にご連絡ください。
問い合わせ先: Tel:011-386-3231
(公財)北海道埋蔵文化財センター 土 肥 研 晶
第53回研究会を北海道博物館にて開催いたします。会員諸氏のご参加をお待ちしています。(代)事務局長 土 肥 研 晶
第53回 研究会
日 時 : 2015年12月19日(土)14:00~17:00
会 場 : 北海道博物館 会議室
札幌市厚別区厚別町小野幌53-2
℡ 011-898-0456
題名・発表者
題 名(仮題)「古代北海道と秋田城との物流交易」
発表者 北海道博物館
鈴 木 琢 也 氏
題 名(仮題)「北方四島の考古学的文化遺産について」
発表者 北海道博物館
右 代 啓 視 氏
※参加希望の方は直接集合場所に集合してください。
ご不明な点は下記にご連絡ください。
問い合わせ先: Tel:011-386-3231
(公財)北海道埋蔵文化財センター 土 肥 研 晶
北海道考古学会2015年度 遺跡調査報告会 [イベント]
北海道考古学会2015年度 遺跡調査報告会
今年度行われました北海道内の遺跡調査についての報告会を以下の通り開催いたします。
開催にあたり、例年通り発表遺跡の資料と地域ごとの発掘調査の概況を掲載した資料集を刊行します。
また、報告会終了後には懇親会を用意しておりますので、こちらもぜひご参加下さい。
○日 時:2015年12月12日(土) 10:00~17:00 (開場9:30)
○場 所:北海道大学学術交流会館 小講堂 *北海道大学正門から入ってすぐ左側の建物です。
*公共の交通機関をご利用下さい。
○参加費:無料(資料集は1,000円で頒布予定です。)
○日程・報告遺跡(予定) 【 】内は主な時代・時期
10:00-10:10 開会・会長挨拶・日程説明ほか
10:10-10:50 厚真町 オコッコ1遺跡 【縄文時代前期】
10:50-11:20 千歳市 イカベツ2遺跡 【縄文時代早~後期】
11:20-11:50 室蘭市 絵鞆貝塚 【縄文時代前~後期】
12:00-13:00 (昼休み)
13:00-13:30 森町 鷲ノ木遺跡 【縄文時代後期】
13:30-14:00 函館市 垣ノ島遺跡 【縄文時代中・後期】
14:00-14:30 木古内町 幸連3・4遺跡 【縄文時代前~後期】
14:40-14:50 (休憩)
14:50-15:20 北見市 大島2遺跡 【続縄文時代~擦文時代】
15:20-15:50 浜頓別町 ブタウス遺跡 【縄文時代晩期】
15:50-16:20 斜里町 チャシコツ岬上遺跡 【オホーツク文化期】
*報告遺跡および順序は変更になる可能性があります。
○懇親会:17:30~ 於レストランエルム(北大構内、会費3,600円)
○その他:当日書籍等の販売・チラシ等の配布を希望する方は事務局まで御一報下さい。
今年度行われました北海道内の遺跡調査についての報告会を以下の通り開催いたします。
開催にあたり、例年通り発表遺跡の資料と地域ごとの発掘調査の概況を掲載した資料集を刊行します。
また、報告会終了後には懇親会を用意しておりますので、こちらもぜひご参加下さい。
○日 時:2015年12月12日(土) 10:00~17:00 (開場9:30)
○場 所:北海道大学学術交流会館 小講堂 *北海道大学正門から入ってすぐ左側の建物です。
*公共の交通機関をご利用下さい。
○参加費:無料(資料集は1,000円で頒布予定です。)
○日程・報告遺跡(予定) 【 】内は主な時代・時期
10:00-10:10 開会・会長挨拶・日程説明ほか
10:10-10:50 厚真町 オコッコ1遺跡 【縄文時代前期】
10:50-11:20 千歳市 イカベツ2遺跡 【縄文時代早~後期】
11:20-11:50 室蘭市 絵鞆貝塚 【縄文時代前~後期】
12:00-13:00 (昼休み)
13:00-13:30 森町 鷲ノ木遺跡 【縄文時代後期】
13:30-14:00 函館市 垣ノ島遺跡 【縄文時代中・後期】
14:00-14:30 木古内町 幸連3・4遺跡 【縄文時代前~後期】
14:40-14:50 (休憩)
14:50-15:20 北見市 大島2遺跡 【続縄文時代~擦文時代】
15:20-15:50 浜頓別町 ブタウス遺跡 【縄文時代晩期】
15:50-16:20 斜里町 チャシコツ岬上遺跡 【オホーツク文化期】
*報告遺跡および順序は変更になる可能性があります。
○懇親会:17:30~ 於レストランエルム(北大構内、会費3,600円)
○その他:当日書籍等の販売・チラシ等の配布を希望する方は事務局まで御一報下さい。
特別シンポジウム> AOTORA=アオトラ石の不思議-そのII [イベント]
シシリムカ文化大学 平成27年度第3回講座<特別シンポジウム>
AOTORA=アオトラ石の不思議-そのII
シシリムカ文化大学講座は今回、アオトラ石についての特別シンポジウムとして開催します。今年3月に<AOTORA=アオトラ石の不思議>をテーマに講座を実施しましたが、そのパートⅡ、拡充版として企画しました。
沙流川筋では銘石・観賞石として、なじみの深いアオトラ石です。それに加えて、縄文時代は石斧(せきふ・いしおの)の主要な素材だったり(たとえば青森県三内丸山遺跡)、あるいは日高山脈が形成される過程を解き明かす重要な手がかりの一つだったり、といったことが専門的な研究によって明らかになってきました。<AOTORA>と表示して世界に誇るべき貴重な文化資源だと言えるのではないか、しっかり注目していくべき、その保全・活用ついても腰をすえて検討し実行していくべき、というのが前回講座で参加者が理解・実感したことでした。
このような経緯をふまえて、今回の特別シンポジウムでは、さまざまな分野から最新の知見をご紹介いただいたり、新たな見方や価値について提起していただいたり、アオトラに対する熱い想いを語っていただいたりを通じて、今後の取組(仮称「AOTORAプロジェクト」)の方向性を定めていく機会としたいと考えています。
日時 2015年12月19日(土) 10時〜17時
会場 沙流川歴史館レクチャーホール(北海道沙流郡平取町二風谷227-2)
主催 平取町
協力 平取町アイヌ文化振興推進協議会
平取町教育委員会
平取町地域活性化協議会
北海道大学アイヌ・先住民研究センター
内容 ◆討 議-Ⅰ <岩石・地質についての調査研究から>
○前川寛和(大阪府立大学)《AOTORAの不思議に科学で挑む》
○合地信生(知床博物館学)《アオトラ石から読む日高山脈・沙流川水系の地史》
◆討 議-Ⅱ <石器・遺跡についての調査研究から>
○森岡健治(沙流川歴史館)《AOTORAブランド石器はどこまで「流通」したか》
○斎藤 岳(青森県埋蔵文化財調査センター)《三内丸山遺跡におけるAOTORAブランド石器群》
◆討 議-Ⅲ <ヒト・文化についての調査研究から>
○篠田謙一(国立科学博物館] 《アオトラ石器を作り使ったヒトたちをDNAでさぐれるか》
○大塚和義(大阪学院大学)《地域・民族の文化資源としてのアオトラ-過去・現在・未来-》
◆質疑・意見交換
受講者 ・どなたでも受講できます。 *学生・高校生等も参加可能
・平取町外からも歓迎します
参加方法 当日受付 *事前登録・申込は不要
受講料 無料
問い合わせ 平取町アイヌ施策推進課(役場)
TEL= 01457-2-2341
平取町アイヌ文化保全対策室(アイヌ文化情報センター内)
TEL= 01457-4-6011
AOTORA=アオトラ石の不思議-そのII
シシリムカ文化大学講座は今回、アオトラ石についての特別シンポジウムとして開催します。今年3月に<AOTORA=アオトラ石の不思議>をテーマに講座を実施しましたが、そのパートⅡ、拡充版として企画しました。
沙流川筋では銘石・観賞石として、なじみの深いアオトラ石です。それに加えて、縄文時代は石斧(せきふ・いしおの)の主要な素材だったり(たとえば青森県三内丸山遺跡)、あるいは日高山脈が形成される過程を解き明かす重要な手がかりの一つだったり、といったことが専門的な研究によって明らかになってきました。<AOTORA>と表示して世界に誇るべき貴重な文化資源だと言えるのではないか、しっかり注目していくべき、その保全・活用ついても腰をすえて検討し実行していくべき、というのが前回講座で参加者が理解・実感したことでした。
このような経緯をふまえて、今回の特別シンポジウムでは、さまざまな分野から最新の知見をご紹介いただいたり、新たな見方や価値について提起していただいたり、アオトラに対する熱い想いを語っていただいたりを通じて、今後の取組(仮称「AOTORAプロジェクト」)の方向性を定めていく機会としたいと考えています。
日時 2015年12月19日(土) 10時〜17時
会場 沙流川歴史館レクチャーホール(北海道沙流郡平取町二風谷227-2)
主催 平取町
協力 平取町アイヌ文化振興推進協議会
平取町教育委員会
平取町地域活性化協議会
北海道大学アイヌ・先住民研究センター
内容 ◆討 議-Ⅰ <岩石・地質についての調査研究から>
○前川寛和(大阪府立大学)《AOTORAの不思議に科学で挑む》
○合地信生(知床博物館学)《アオトラ石から読む日高山脈・沙流川水系の地史》
◆討 議-Ⅱ <石器・遺跡についての調査研究から>
○森岡健治(沙流川歴史館)《AOTORAブランド石器はどこまで「流通」したか》
○斎藤 岳(青森県埋蔵文化財調査センター)《三内丸山遺跡におけるAOTORAブランド石器群》
◆討 議-Ⅲ <ヒト・文化についての調査研究から>
○篠田謙一(国立科学博物館] 《アオトラ石器を作り使ったヒトたちをDNAでさぐれるか》
○大塚和義(大阪学院大学)《地域・民族の文化資源としてのアオトラ-過去・現在・未来-》
◆質疑・意見交換
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